マシュマロ・タロット疑問回答「リーディングに思い込みを入れないようにする方法」
依頼内容
モリモリさんこんばんは!
カード占いするときに、自分の思い込みが入りそうで怖いのですが、そうならないためにどんな工夫をされていますか?
教えてくださると嬉しいです!
回答
はい迷える黒柴様!お答えします!!
1、直感を大切にする
カードを展開していく瞬間ですね。
めくってカードを置いたときに何を思うのか、感じるのか、これらを意識してます。
例えば「明日のアドバイス」としてワンオラクルで皇帝を引いたとします。
私だったらまず「赤いな!」「石の椅子だな!」「堂々としてるな!」みたいになりますね。
そのまま絵に描いてある事実を感じるみたいな。
これは私がわりと絵からも読むタイプなのもあるので、言葉の意味から取る場合は次の項目を見てください。
基本直感は自分の意識が混ざったとしても、紛れもなく「素直」な気持ちのはずなので混ざっても問題ないです。
これに「皇帝って苦手~」みたいな主観での好悪が混ざるのは思い込みになってしまうと私は考えます。
2、素直に意味から読み取る
例えばさっきの皇帝なら「権力」「リーダーシップ」「実行力」が主な意味です。
そしてこれらが明日のアドバイスとなるなら「どっしり構えてろ!」「権力に溺れるべからず、良き責任感を持とう」みたいになりますね。
言葉の意味だけを事実として捉えることを意識してます。
ここで明日の予定とかを考えると思い込みが混ざります。
「明日発表会だから偉い人(皇帝)と何かある……?」とか考え出すと間違いなく混ざります。
複数枚引いたときは意味の共通点を探して「強調されてる意味」を探しますね。
それを元にスプレッド上の意味を拾い上げていくと自然とストーリーや流れが浮かび上がります。
3、自分の占いを研究する
占いして全部記録に取ります。
ノートに書いたりとかスマホのメモでもいいです。
そこから外れたときの自分の思考の癖と、当たったときの自分の思考の癖を導き出します。
それを頭に入れて占えば「あっ、今自分外すときの思い込みが出てるな」とブレーキ掛けられます。
これに慣れてくると自然と外すときの思考をしなくなります。
4、開き直る
「当たろうが当たらなかろうが、結局自分の人生は自分で決めるんだ!!
誰かを占ってて外れても仕方ない!
悪い結果を外すのも占い師の仕事だし!
良い結果が出てたのに実際の未来が悪くなってもそれは自分で選び取った未来だから仕方ない!
占いを指針にするのは良いけど行動の責任は必ず依頼者にある!占い師は依頼者を動かすことは出来ない!
占いに100%はありえない!
だって数ある未来のうちのひとつしか読めないのが占いだもん!」
これ結構大切にしてます。
そもそも人間が占うという時点で必ず思い込みは入り込むんですよね。
人の思考で読み解くのが占いなので。
もっと言うなら外れることを恐れるとその時点で思い込みが邪魔を始めます。
占いは理論でやるなら客観性を、フィーリングでやるなら文字通り素直な直感を大切にするべきです。
私は上記の開き直りを手に入れてからけっこう的中するようになりました。
外すことを恐れなくなったので余計な思考が入らなくなったんですね。
自分を占って外れてもまあ仕方ない。
他人を占って外れてもそれは私という占い師を選んだ相手にも責任がある。私だけが悪いわけではない。占いにも未来にも100%はありえない。
怖くても数を熟して慣れて行けば自ずと直感とか第六感的なアレが冴えてくるんですよね。
外すことに慣れてしまえば怖さも消えます。
もっとそもそもな前提を言うと「占い外れた!思い込みのせいだ!」は占いの使い方が下手だと思います。
占いって未来をよりよくするためのツールであって、予言するためのツールじゃないんですよね。
大まかな未来を読んでからじゃあどういう行動を起こそうか。
そこのヒントを得るのが占いだと私は考えます。
外してもいいんです。
自分や相手が「こうだ!」と心底から納得できる行動指針が手に入れば。
終わり
以上がモリモリの外さないコツです。
ゴリ押し気味な理論なのは自覚があるので申し訳ないです……。
強く生きる!でゴリ押しして生きてるタイプの人間なので……。
これに懲りずにまた何かあればマシュマロ等に送ってください!!
質問ありがとうございました!!