モリのタロット占い備忘録

モリモリがツイッターにて占った結果をまとめておく場所です。黒柴を崇めよ!!!!

質問箱・タロット疑問回答「友人の今の状況についての解釈」

はい!モリモリが答えますよ!!

 

Q、友人に頼まれて今の状況を占いました。占いの幅を広げたいので解釈を聞きたいです。

 

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とりあえずどんなスプレッドかまでは書いていなかったのでモリが読みやすいように勝手に並べちゃいました。

 

過去・皇帝の正位置

現在・塔の逆位置

未来・女教皇の逆位置

潜在意識・審判の逆位置

顕在意識・月の逆位置

障害・恋人の正位置

となっています。

 

←時間軸→

↑意識軸↓

と並べてあります。

 

モリの解釈

まず前提として「友人様の現在の状況」を占いました。

具体的な悩みを占ったわけではないのでぼんやりとした結果になっています。

ぼんやりとした依頼にはぼんやりとした結果が返ってくるので、これは枚数増やして引いても変わりません。

現在以降の軸すべてが逆位置ですので、先のことに不安があるのかなと推測します。

 

現在・塔の逆位置

まず現在から見ましょう。

塔の逆位置です。

じわじわと何かが崩れていくカードですね。ゆっくり何かが変わっていきます。

 

 

顕在意識・月の逆位置

顕在意識――表に出ている自覚的な意識です。

月の逆位置なので、隠れていたものが見えて来てます。塔の逆位置の「何かがゆっくり変わっていく状況」に気付いているのでしょう。

 

 

潜在意識・審判の逆位置

潜在意識はまだ自覚していない意識のことですね。

審判の逆位置となると、決断を先送りにするとか、まだ報われる時期ではないとかって意味がありますね。

これを塔の逆と月の逆に関連付けて読むと。

「まだ変わっていくのを受け入れ切れていないこと、否応なしに変わっていくことに蓋をしていたい、見てみぬふりでいたい」のを自覚していないというよりは、まだ変化を受け止めきれていないので変化の準備自体が終わっていないと読めます。

 

未来・女教皇の逆位置

上の3枚を踏まえての変化の流れが今後どうなっていくのか。

教皇の逆位置です。

先ほど準備が終わっていないと読みましたがそれが後を引くかんじですね。

このカードって私が占いをしていると「なかなか彼氏が出来ないんです」「恋愛がなかなか出来ないんです」って依頼に出てくることが多いです。

つまりは孤高で純潔なところが悪さしてるってことなんですよね。

孤高に物事を深く考えている、を良く言うと「思慮深い」、悪く言うと「頭でっかち」となります。

となると障害の位置に恋人が出てるし過去の位置の皇帝も気になってきますね。恋人が出てるから恋愛の話って言っちゃうのは単純すぎますけどね。皇帝は相当頼りになる男の人のカードなので、何かそういう出会いとか心の変化の切っ掛けがあったのかな。

目の前に依頼者さんがいるわけではないので確認できませんが、恋愛とかそこら辺絡みで何かあるのかなあと私はちょっと引っかかりました。

 

話を戻しましょう。

未来で変わってしまったことに追いついて行けず、今までため込んできた知恵で考えて頑張るけど空回ってしまったり、頭でっかちになって孤立してしまったり。そんなかんじの未来が現時点では一番近いのだと思います。

 

 

障害・恋人の正位置

上4枚の流れで障害を読むと「どういう変化なのか」がこの部分に出てくると思います。

恋人の正位置。

選択とか楽園とか、基本的には今この瞬間を楽しむカードですね。燃え上がってるカップル的なアレです。

 

これは聖書のアダムとイヴのカードって俗に言われてます。

楽園で神様にあのりんご食べちゃダメだぞって言われてたのに食べて楽園を追い出されちゃうアレですね。

これはその前の時期です。りんごも食べていないので知恵が無く、すっぽんぽんで楽園にいるところです。

となるとこれはある意味「檻」のカードでもあるんですよね。

楽園から逃げることも考えずただ今その瞬間だけを楽しんでいます。本人たちは楽園が檻だなんて思っちゃいないんです。楽園にいることが当たり前のことだから。でも知恵のある第三者から見たら楽園は鳥かごの世界に見えなくもない。

だからヘビに扮した悪魔は神様によって鳥かごで大切にされてる二人を唆しに行くんですよね。

 

障害って逆に考えると悪い未来になる原因と読めます。

上記の説明に則り「囚われてしまって、そこに居心地の良さを感じてしまうから」と私は読みます。

 

 

過去・皇帝の正位置

上の5枚の土台になる部分ですね。

皇帝の逆位置。

まあこれは基本的に「安定」を意味するカードなので、今までの流れで読むなら「後に崩れていく安定した部分」を意味します。

社会的地盤とか。当然の価値とか。

 

 

全体を見て気になるところ

真ん中3枚ですね。月の逆、塔の逆、審判の逆。

これ正位置にすると全部絵の上の部分にスポット当たるんですよね。

月はでかい月が。塔は王冠と雷が。審判はラッパ持った天使が。ってかんじで。

そこにさらに恋人の正位置。

これも上半分以上を太陽と天使が陣取ってる絵なんですよ。

追撃すると未来の女教皇の絵。

足元に本来空に浮かんでいる、上にあるはずの月が落っこちてるんです。

この共通点がめっちゃ気になります。

これらを読むとなると。

見上げていた目標が落ちた、目標にしていたものが実はそんなに大したことなかった、みたいなかんじで見上げていたものが落ちてしまうっていう変化なんじゃないかなあと感じます。

教皇は落ちた月に見向きもしてないうえに逆位置なので、目標を見失ったことで檻に囚われる(視野が狭くなってしまう)ってことかなとも思います。

 

もうひとつ気になる点は皇帝以外のカードすべて背景が青で共通してます。

この青色には「変化」って意味があるんですよ。ものすごく強調されてますね、変化が。

ちなみに皇帝の背景の赤は「情熱」とか「決断」とか「強いエネルギー」って意味がありますね。

色で見ていても目標(強い情熱を向ける先)が変化するって読めます。

 

 

 

 

以上モリの解釈でした!

また何かありましたら質問箱に投げておいてくださーい!!