モリポエム3「皇帝」
モリは苦手なんだぜ皇帝様……
さあ三回目のポエムだ!!
ユニバーサルウェイトくんはまた苦手なのから出してきたよ~厳しい。
皇帝様
国を発展させるのが皇帝で、育むのが女帝。
皇帝としての役割を負う前が魔術師で、女としての精神性を学んでいるのが女教皇。みたいな。
皇帝はなんて言ったらいいんだろうなあ。
ライオンだか何だかの子育てみたいに、子供を崖から突き落として「さあ自分で這い上がって力を付けなさい」みたいなかんじ?
逆に女帝は揺りかごのなかで世界の豊かさを教えてるみたいな。
「見てごらんなさい、あれが世界の美しさよ……。あなたもそんな世界の一部なのよ」
とか言ってる女帝を横目に
「それは違う、これも違う。生きるためには強さが必要だ。さあ立ちなさい」
って言ってるのが皇帝。
両方とも必要なことなんだけどね。
厳しい道を登るには背後の安心感が必要になる。
折れない心を身に着けるには両方必要なこと。
ましてや大アルカナの道はここからどんどん険しくなっていくし。
で、どうしてモリモリは皇帝苦手なのかと言うとですね。
皇帝が指し示すような昔経験した厳しい人生思い出しちゃうからなんだな~。
二度とあんな思いしたくないな~みたいな。
今にして思えば生き残ってるしある意味良い経験積めたし結果オーライ☆ミみたいなとこあるんだけど、もう一度あれを熟しなさいって言われたら言ったやつにハンマー投げつけると思う。
皇帝から学べることもそういう精神性なんだよね。
折れずぶれずにひたすら国(自分)のために領土(心)を守る訓練をする。
これをせずにいきなり世界(社会)に飛び出すと大怪我しちゃうわけです。
和気藹々とするタイプではないね、いつでも戦えるようにローブの下には甲冑を着てるし。
いつでもどこでも気を張って守りの姿勢でいる。
彼の背後には身ごもった女帝がいるから当然だね。
自分からは危ないことはしない、でも後続を育てて国を発展させる訓練はしている。
うーん、私はこの人上司にしたくないな!!
絶対価値観が合わない!!
近くにいると緊張する!!
大アルカナは総じて抽象的概念が表されてると思うけど、でも1の魔術師~12の吊し人あたりまでは何となく描かれてる人の属性がそのまま出てると思う。
まあ10の運命の輪は別の話なんですけども。
とまあこんなかんじです、以上モリポエムの時間でした!!