マシュマロ・タロット疑問回答「大学後期の様子」
はい!!モリモリが答えますよ!!
遅くなって申し訳ない!!
Q、モリモリさん、国試お疲れ様です。
タロット初心者の解釈願いです。
お手隙の時で良いので、アドバイスをいただきたいです。
1、大学の後期が始まるにあたり、この学期はどうなるのかと、現在過去未来を見てみようとしました。
2、スプレッドの名前が分からないのですが、サイコロの5の目と同じ形です。(わかりにくくてすみません)
3、5の目の上側2枚が未来で、左上に悪魔正位置、右上に星逆位置
中央1枚が現在で、皇帝逆位置
下側2枚が過去で、左下法王、右下運命の輪(共に正位置)
4、印象では、過去は良かったが、未来に暗雲が立ち込めているというか、悪そうな感じを受けました。しかし、悪魔と星逆の教えてくれていることが上手く掴めず、特に悩んでいます。
コンビネーションリーディングがまだまだ苦手で、全体の流れなども助言をくださると嬉しいです。
よろしくお願いします。
とのことです。
今回の迷える黒柴様が引いたカードはこうです。
- 未来→悪魔、星逆位置
- 現在→皇帝逆位置
- 過去→法王、運命の輪
では読んでいきましょう!
モリの解釈
コンビネーションリーディングが苦手とのことなので、過去と未来を中心に読んでいきましょう。
おそらくは大アルカナのみで占ったのだろうと推測されるので、そのような前提で見ます。
過去・法王と運命の輪
基本的に運命の輪はタイミングの良し悪しを表すカードです。
正位置なら良い流れ、逆位置なら悪い流れ。
なおかつこの流れは自分ではどうにもできないものです。
神様の言う通り、みたいな。
自分でどうにかできるタイプの流れを運んでくるカードだと、戦車とか魔術師あたりですかね。
そして回転する輪っかなので転がりやすいです。
そのまま突っ立っているつもりでも気づいたら動き出してます。
そういう否応なしにやってくる流れのカードです。
そしてそして法王のカード。
これは単純に先生とか指導者のカードですね。
ただ皇帝とは違って、国とかの物理的なものを先導するのではなく、精神面での指導者となります。
正位置なので良き指導者に会ったとか、良きお手本なんかを見つけたみたいなかんじです。
この法王を自分として見るか、法王の前にいる弟子2人を自分として見るかで大きく変わってきます。
いずれにせよ教育に関する場面で良いことがあったと読めますね。
実は弟子を自分として読んだ時に「転がりやすい」という意味もあります。
先生の言いなりと言うと悪い言い方になりますが、素直で指導者の言葉を鵜呑みにしやすいとか。
伝統っていう意味がこのカードの解説によく出てきますが、この伝統というのも指導者からの教育を素直に聞き入れたから続いているものです。
そういった意味で言葉に転がされやすいとなります。
この2枚の共通点は「良い」「転がりやすい」になりますが、統括するなら「良い流れのなかで素直に動いていた」となるでしょう。
過去の時点では教育面で良い流れの中にいたということになります。
現状・皇帝の逆位置
皇帝もまた指導者のカードです。
現実面のつらく厳しい出来事を乗り越えるための指導を行う者ですね。
大きなもの(国や地盤)を守る人です。
これが逆になるとどうなるか。
しっかり固めてあった地盤は緩み足元をすくわれやすくなります。
そしてこの皇帝は傲慢になり、国が荒廃するわけですね。
過去からの流れで読んでいくと、過去での良い流れで調子に乗ってしまったのかなあと思います。
やるべきことを放置してしまっている現状があるように見受けられます。
未来・悪魔と星の逆位置
悪魔は甘えのカードです。
自分のなかの欲望に素直に従ってしまっています。
理性の手綱はどっかに置き忘れているカードです。
なあなあに生きててもどうにかなるしなー、みたいな。
星は正位置だと希望の光を見つけるカードですが、逆だとその希望の理想が高すぎて手の届かないものであったり、よこしまな気持ちの混ざった希望になってしまいます。
この2枚の共通点は「甘え」「欲」「盲目」です。
悪魔の前にいる2人の心の中に星の逆位置があると考えてください。
この二人は欲に塗れているので怠惰です。
棚からぼたもちのように努力せずに良いものを手に入れようとしています。
その良いものが星の逆位置なわけです。
つまりどういうことかというと、現状の皇帝のような状況のままでいれば欲しいものは手に入らないし、どんどん怠惰になっていくのだろうということです。
まとめ
悪魔と法王のカードはよく対比されるカードでもあります。
精神面を強く保っていれば法王のようになるし、理性を弱めれば悪魔のようになる。
良き指導者に付くことができれば法王の弟子たちのようになるし、悪い指導者に付けば悪魔の前にいる裸の男女のようになる、といった具合です。
迷える黒柴様の学生生活をお聞きしたわけではないので断言はできませんが、「良い教授が実は悪い教授だった」「最初に持っていた崇高な目標をいつの間にか見失ってしまった」などの未来が予想できます。
が、過去に運命の輪が出ているので悪い流れではないんですよね。
むしろこの経験が迷える黒柴様に必要みたいな。
モリモリはそんな印象を受けました。
この経験から何を学んで反省して次にいかすかが重要なのだと思います。
肝心のコンビネーションリーディングですが、
質問箱・タロット疑問回答「セレクト法」 - モリのタロット占い備忘録
こちらの記事にコツというか考え方の流れなどが書いてあるのでよかったら目を通してみてください。
コンビネーションリーディングの練習のコツは
- 「絵柄の共通点を探す」
- 「言葉の意味の共通点を探す」
- 「読書しまくって知識量を増やす」
- 「自分のなかでこの1枚のカードは何なのか哲学する」
です。
迷える黒柴様は初心者なのでまだまだ詰め込める知識がたくさんあると思います。
もちろんモリモリもまだまだの段階です。
占いは一生勉強だと思っています。
まずはたくさん読書をしてみてください。
絵本からも閃きは得られるし、小説でも哲学書でも医学書でも科学書でも児童文庫でも占星学書でも錬金術書でも歴史書でも神話でもいいんです。
閃くための道筋を増やしてみてください。
そして毎日2枚カードを引いて、その2枚の共通点を探してみてください。
閃きの特訓を毎日していれば半年先には2枚読みなんて楽勝!ってなっているはずです。
そしたら3枚読みってかんじで数を増やしてみましょう。
コンビネーションリーディングは一朝一夕には身に付きませんが、練習すればするだけちゃんと身に付きます。
頑張ってみてください!!応援してます!!
以上モリの解釈でした
また何かありましたらマシュマロに投げておいてくださーい!!